人命救助、来たれ志ある受講者 宮城・仙南広域消防本部が2月に無料の「上級救命講習会」
宮城県の仙南広域消防本部は2月5、6の両日午前9時~午後5時、大河原町の事務組合総合庁舎(大河原消防署)で「上級救命講習会」を開く。1日の受講でさまざまな救命方法を学べる内容となっている。両日それぞれ20人程度の参加者を募集している。
成人の心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用法、気道異物除去法を学ぶ「普通救命講習」に加え、小児や乳児の心肺蘇生法、外傷の手当て、保温法、体位管理法、搬送法について理解を深める。
講師は救急救命士の資格を持つ職員が務める。受講は消防本部管内(仙南2市7町)に在住か通勤する人が対象。無料。受講者には修了証を交付する。申し込みは先着順で、今月27日まで。希望者は最寄りの各消防署・出張所に申し込む。
消防本部の担当者は「いち早く心肺蘇生できるかどうかが生死を分ける。万が一の時に助かる命を増やせるよう、多くの人に知識と技術を身に付けてもらいたい」と受講を呼びかける。
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