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冬なのになぜ? 青森・十和田の集落近くでクマ出没 地元の実施隊が殺処分

 2日午前7時35分ごろ、青森県十和田市沢田の水尻集落近くの水田で、クマ1頭が歩いているのを、住民が見つけ110番した。

 通報を受けた市は被害拡大の恐れがあったため、午前9時ごろ、地元猟友会が所属する市鳥獣被害対策実施隊に緊急捕獲の実施を命令した。同隊は集落から西に3キロの山林でクマを発見、殺処分した。

 市によると、クマは体長1・4メートル、体重70キロの雄の成獣。目撃現場は国道102号から南に約500メートルの農村地帯で住宅地にも近い。市の担当者は「冬にクマが集落に下りる例は珍しい。秋田県などでも出没があるので注意してほしい」と呼びかける。

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宮城県警 みやぎセキュリティメールより