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全学年そろう最後に、記念の花火75発 宮城・栗原の一迫商高、2025年度分校化

一迫商高の校章をかたどった仕掛け花火

 栗原市の一迫商高(生徒99人)で19日、同校として全学年の生徒がそろう最後の年を記念した花火イベントがあった。同校は新年度から築館高の分校(一迫商キャンパス)となり、一迫商高は現1年生が卒業する2年後に閉校する。

 PTAの主催。感謝の気持ちを込めたスターマイン、校章をかたどった仕掛け花火など計75発を打ち上げ、生徒や保護者、住民ら約200人を魅了した。PTA会長の鈴木健さん(57)は「思い出に残る花火になった。今後も地域と共に歩む学校であってほしい」と話した。

 一迫商高は生徒数減少による学校再編に伴い、4月から築館高一迫商キャンパスとなる。新1年生は一迫商キャンパス生となり、残った現1、2年生は一迫商高生として学校生活を送る。

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