閉じる

猫神様文化をみんなで体感 宮城・丸森で「猫神祭」

猫神様の石碑を撮影するツアー参加者

 宮城県丸森町の不動尊クラインガルテンクラブハウスで22日、「猫神祭」(町観光物産振興公社主催)が開幕した。県内外から多くの人が訪れ、養蚕の守り神「猫神様」の文化を体感した。23日まで
 町内に84基ある猫神様の石碑や石像の写真パネル展示や、猫神様にあやかった菓子や陶器、雑貨などが販売された。猫耳が付いた鳥居の「猫神社」も登場し、限定の御朱印100枚は30分で完売した。

 

石碑の写真パネルが並んだ会場

 昨年から講習を重ねてきた地元住民がツアーガイドとしてデビュー。会場近くの修験寺「愛敬院」や街道沿いの猫神様の石碑を巡り、参加者に信仰の背景や地域の豆知識を伝えた。

 ツアーに参加した茂木早苗さん(60)は昨年末に埼玉県から町に移住。「町にとって猫は特別な存在で、大事にしていると感じた。私も猫を飼っているので移ってきて良かった」と話した。

猫神様の石碑を巡ったツアー

関連リンク

ライブカメラ