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御舟入堀の歴史を深掘り 3月8日、仙台で貞山運河セミナー 郷土史家・菅野正道さんらが講演

 貞山運河を構成する「御舟入堀(おふないりぼり)」の歴史や地域との関わりなどを深掘りする歴史セミナーが3月8日、仙台市青葉区の市博物館で開かれる。主催する一般社団法人貞山運河ネットが参加者を募集している。

 同市の郷土史家の菅野正道さん、多賀城市埋蔵文化財調査センター普及啓発専門員の滝川ちかこさんが講演。御舟入堀建設の背景や意義、地域への影響について解説する。

 御舟入堀は塩釜港(塩釜市)から七北田川河口(仙台市宮城野区)までの全長約7キロ。1673年ごろの完成で、江戸、明治時代にコメや塩を仙台に運ぶ航路として活用された。南側は仙台港の整備で埋め立てられた。

 午後1時半開始。参加費500円。定員200人。事前申し込みが必要で、貞山運河ネットのウェブサイトなどから申し込む。連絡先は同ネット022(262)2322。

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