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(1142)春泥や荼毘の煙も雲になり/中西アルノ(2003年~)

 春泥、春の泥。今まで凍っていた所が軟らかくなる。芽吹きの季節の予感に満ちた明るさがある季題だ。荼毘(だび)の煙は火葬の煙だが、現在の火葬場は煙を出さないようにしている場合も多いから、地方の山深く、古…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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