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絹の花、咲き誇る 宮城・南三陸で3月9日まで繭細工フェス

色鮮やかな繭細工の花が並んだ展示即売会

 かつて養蚕が盛んだった南三陸町入谷地区の「ひころの里シルク館」で、住民らが手がけた繭細工の展示即売会「シルクフラワーフェスタ」が開かれている。9日まで。

 繭を切って染めた赤や紫、ピンクの花びらを本物さながらに飾り付けたツツジ、ウメ、サザンカなどの盆栽や花瓶のほか、コサージュやアクセサリーなど計2000点以上が並ぶ。地元の住民グループ「シルクレディース」のメンバーら町民約20人が出品した。

 自らも盆栽を作ったシルク館スタッフの田中定子さん(74)は「一枚一枚の花びらを手間暇かけて作っている。ゆっくりと鑑賞してほしい」と話す。

 午前9時半~午後3時。4日休館。連絡先はひころの里0226(46)4310。

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