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素朴な味わいが人気の津軽金山焼、仙台で3月7日から作品展開催

限定販売する40周年記念の置物

 うわぐすりを使わず、赤松を燃料とする登り窯で陶器を焼成する「津軽金山焼」(青森県五所川原市)は7~14日、仙台市泉区のイオンタウン仙台泉大沢の1階セントラルコートで作品展を開く。

 窯元の松宮亮二代表(78)ら工人15人が手がけた日用雑器や花器など約5000点を展示即売。440円の箸置きから30万円の灯籠までを出品する。今年は松宮代表が1985年に窯を開いて40年になるのを記念し、「40th」と刻印した器や置物も限定販売する。

 津軽金山焼は地元の五所川原市金山のため池の底から取れるきめの細かい粘土を使い、1300度超の高温で焼き固める「焼き締め」が特徴。素朴な味わいが人気で、宮城では2003年から作品展を開いている。

 午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。期間中、毎日先着100人にリンゴがモチーフの箸置きをプレゼントする。連絡先は津軽金山焼0173(29)3350。

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