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「スマートシティーを建設するための作為的な火災」ってウソ? ホント? 岩手・大船渡の山林火災…ネット情報の真偽を調べる<かほQチェック>

 岩手県大船渡市の大規模山林火災は、焼失面積が2600ヘクタール(4日現在)に拡大し、周辺住民の避難が続いています。ネット上では火災の原因などさまざまな情報が飛び交っています。不明なことを整理してみました。 

 

「かほQチェック」とは?

 インターネット上では「本当かな?」と首をかしげてしまう情報が「事実」としてあふれています。そのような情報の真偽を河北新報記者が確かめて、読者のみなさんに判断してもらうための記事を配信していきます。(タイトルは「河北新報が世の中のクエスチョン(疑問)をチェックするコーナー」の略称です)

「大船渡市の大規模山林火災」にSNSでは…

 <調査対象>2025年2月に発生した岩手県大船渡市の大規模山林火災について、主にX(旧ツイッター)上で拡散されている主張「スマートシティーを建設するため、予定地を焼き払っている」「作為的に火をつけ、住民を追い出し、土地強奪を企(たくら)んでいる可能性が高い」など

【Q】スマートシティーを建設するための作為的な火災?

 スマートシティーとは、ICT(情報通信技術)やデータを活用してよりよいサービスを提供する都市や地域のことです。国や地方自治体がスマートシティーの実現を目指し、さまざまな施策を展開しています。

内閣府「スマートシティ」とは

 政府は2022年度に「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を閣議決定しました。全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を実現する…

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