東北楽天の戦力分析2回シリーズ。宗山塁、レギュラー奪取への現在地は？意外と分厚い救援陣＜楽ゆる33.34＞

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　野手陣、投手陣の２回に分けて、開幕に向かう東北楽天を戦力分析します。

　１本目が野手編。注目のドラフト１位宗山塁内野手は本当に定位置を奪えるのか。将来は日本を代表する遊撃手になれるという前評判の高かった守備に加え、バットでもしっかりと安打を重ねています。もちろん昨年までの正遊撃手、村林一輝も黙ってポジションを明け渡すわけにはいきません。チームを視察に訪れた鉄平さんの目にはどう見えたのか。ほかにも三塁手争い、左翼手争いが例年以上に激しさを増しています。

　２本目は投手編。昨年早川隆久、藤井聖の両左腕がそろって１１勝を挙げた先発陣。それに続く先発陣の確立が急務です。そして八回藤平尚真、九回則本昂大と「勝利の方程式」が確立されてきた救援陣は、今季予想以上に選手層が厚みを増しています。さて、どんな顔ぶれになっているのか。