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宮城・石巻の震災遺構「門脇小」で3月22日に震災前の石巻の暮らしを伝える朗読劇を上演

稽古に励む「石巻編」の出演者ら=石巻市内

 演劇事業を行う仙台市の一般社団法人「東北えびす」は22日、石巻市の東日本大震災遺構「門脇小」多目的学習室で、朗読劇「伝える・繋(つな)ぐ・そして未来へ~石巻編~」を上演する。終演後の街歩きイベント参加者も募集している。

 朗読劇は、えびすが仙台市で展開する「仙臺まちなかシアター」の番外編。震災前の地域の暮らしなどを住民から聞き、創作した。石巻市出身の俳優芝原弘さんらのほか、公募で集まった地元の高校生や若者らが出演。フルート奏者岩沢あいらさんの演奏もある。街歩きは東日本大震災メモリアル南浜つなぐ館などの関連施設を回る。

 劇は午後2時開演。観覧無料だが、施設の入館料が必要。街歩きイベントは入館料込み、喫茶付きで一般1600円、高校生1300円、中学生以下1200円。

 15日には、仙台市若林区の「アクアイグニス仙台」レストランで、仙台の沿岸地域を題材にした朗読劇を上演する。午後3時半開演。地元の「荒浜磯獅子踊」の演舞、トークもある。軽食付き2500円。同施設では27日まで、昔の荒浜磯獅子踊の様子などを紹介する写真企画展も開催中。

 各イベントは予約制。連絡先はえびす080(2824)3709。

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