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岩手・一関の金山棚田に支援を 運営団体がオーナー募集

 昔からの牧歌的な田園風景で、2022年農林水産省「つなぐ棚田遺産」に認定された金山棚田(岩手県一関市舞川)を運営する団体「プレイファーム」は、棚田存続の活動資金に充てるため、年間オーナー権を販売している。31日まで。

 棚田は藩制時代後期から150年以上の歴史がある。約42アールの斜面に平均8畳の小さな水田が50枚ほど並ぶ。長年、土地所有者の金山家が管理してきたが、高齢のため19年限りで耕作を断念。20年からプレイファームが引き継いだ。

 オーナー権は3種類を用意。田んぼ1区画のオーナーとなり、収穫したひとめぼれ3キロ、田植えなどの農業体験参加権がフルセットになった「ファーマー」が2万2000円。農業体験に参加できる「セミファーマー」が1万2000円。支援のみの「スポンサー」は3000円。申し込みは金山棚田のホームページで受け付ける。

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