和太鼓の達人　子どもが挑戦　宮城・岩沼でフェス

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　子どもたちが昔ながらの遊びや演芸鑑賞を通じ、地域の人々と交流する「わくわくおやこフェスティバル」が、岩沼市のハナトピア岩沼で開かれた。

　同市や近隣で活動する団体が和太鼓や人形劇、ギター演奏などを披露。竹ぽっくりや魚釣りゲーム、バルーンアートなどの体験コーナーもあり、多くの親子連れらでにぎわった。

　和太鼓演奏に挑戦した岩沼市の小学２年玉手香帆さん（８）は「ゲームでやったことはあるけど、本物の太鼓をたたいたのは初めて。体の中に響きが伝わって楽しかった」と話した。

　イベントは３月３０日にあった。舞台鑑賞を通じて子どもたちの心の成長を促す「岩沼おやこ劇場」の設立４０周年を記念して開催された。

　実行委の井上夏希委員長は「地域の子どもやスタッフの人数が年々減り、活動が難しくなっている面もあるが、今後も継続していきたい」と語った。