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宮城・角田の「君萱神楽」が、能登復興支援を目的に米公演 渡米した一行が市長に交流事業報告

君萱若松神社神楽を鑑賞する米国の若者たち=3月29日(今野さん提供)

 角田市君萱(きみがや)の「君萱若松神社神楽会」が3月27日~4月2日、アメリカのワシントン州を訪れ、公演した。伝統芸能を通じて日本の魅力を発信し、米国との親交も深めた。

 仙台市の歌手ボルジギン・イリナさんの紹介による交流事業の一環で、能登半島地震のチャリティーを目的に開催した。会長の船迫義喜さん(69)と今野林一郎さん(74)、相馬敬一さん(69)、水野一彦さん(67)の4人が参加し、小中3校とワシントン大で計4回、神楽を披露した。

 船迫さんは「反響がとてもあり、子どもたちも真剣に鑑賞してくれて、獅子舞で頭をかんでも楽しんでもらえた。神楽継承を頑張っていきたい」とエネルギーをもらった様子だった。

 一行は10日に市役所を訪問し、黒須貫市長に交流事業を報告した。

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