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福島・相馬の「浜の駅松川浦」がリニューアルオープン 地物の魚を使った寿司など提供 イートインも可能に

市民らでにぎわう「浜の駅松川浦」

 東日本大震災で被災した福島県相馬市沿岸部の復興市民市場「浜の駅松川浦」が、増築工事を終えて19日にリニューアルオープンした。地元海産物の消費拡大へ弁当類の販売メニューを拡充したほか、ファミリー層向けにイートインブース(40席)を新設した。

 工事は昨年5月に着工。440平方メートルを増床し、総床面積は1440平方メートルとなった。地元で水揚げされた鮮魚を使ったすしや海鮮丼の販売を始めたほか、子供向けにポイントをためると缶バッジがもらえるゲーム機を新設。混雑時に備えてトイレも増設した。総工費は3億4000万円。

 19日に現地であった記念式典で、立谷秀清市長は「多くの方々に夢を与える施設となるよう期待したい」と述べた。営業時間は4~9月が午前9時~午後6時、10~3月は午前9時~午後5時。

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