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縄文の森広場、来館者50万人達成 仙台

50万人目となった常松さん(中央)

 仙台市太白区の市縄文の森広場の来館者が19日、累計50万人に達した。50万人目となった泉区の向陽台小2年常松秋登さん(7)に、花束や施設職員手作りの縄文土器が贈られた。

 常松さんは火おこし体験に挑戦するため、母親の由佳理さん(35)と初めて来館した。施設を管理運営する市市民文化事業団の金子雅理事長らから記念品を手渡され、「うれしい。ちゃんとした道具もないのに、自分たちで家を建てたなんてすごい」と縄文の人々に思いをはせた。

 施設では来館者50万人達成を記念し、数量限定でクリアファイルとはがきのセットを配っている。5月11日にはクイズラリーなどのイベントを開く。

 施設は2006年7月、山田上ノ台遺跡の保存と活用を目的に開館。縄文土器や土偶、勾玉(まがたま)を作る体験ができる。19年4月に来館者40万人を達成していた。

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