山形・遊佐町が巡回手当未払い 消防団に73万円支給へ
山形県遊佐町消防団の団員が町内を回り、火災予防を呼び掛ける際に町から支給される巡回広報手当について、2018年度分の全額約73万円が未払いになっていることが23日、分かった。団員からの指摘を受けた町は、今月末にも全額を支給するという。
同手当は団員1回当たりの出動単価を1300円とし、防火パレードのある4、11月の2カ月分を除く10カ月分が年度末に支払われる。広報車両を保有する班から団員2人が毎月1回出動する計算で、町は18年度、当時の全6分団73班のうち28班に2万6000円ずつ支給する予定だった。
町の担当者は「他の手当や報酬の支給と重なり、未払いを見抜けなかった。団員や町民に申し訳ない」と陳謝した。
(この記事は「読者とともに 特別報道室」に寄せられた情報を基に取材しました)
関連タグ
最新写真特集
-
宮城・村田の「谷山石橋」 秘境の自然美、圧倒<アングル宮城>
-
「忠犬ハチ公」生誕100年 心の中生き続ける<アングル秋田>
-
仙台・話題のリノベホテル 東北に浸る旅空間<アングル宮城>
-
ベガルタ、最終節飾れず ホーム町田戦<ベガルタ写真特集>
-
青森・津軽の「鬼コ」 災いから地域守る<アングル青森>
-
ベガルタ、5試合ぶり黒星 終盤力尽きる 第41節アウェー長崎戦<ベガルタ写真特集>