鶏ふん不法投棄疑い 宮城県警が農家と会社を書類送検

宮城県警察本部=仙台市青葉区

 宮城県大崎市の養鶏農家が鶏ふんを不法投棄していたとされる事件で、宮城県警生活環境課と古川、遠田両署は16日、廃棄物処理法違反の疑いで、ともに同市三本木斉田、鶏舎経営の60代と70代の男性と、60代男性が経営する養鶏会社を書類送検した。

 60代男性と会社の送検容疑は2016年5月15日~ことし6月29日ごろ、養鶏場から出た鶏ふんとその焼却灰計約240トンを、所有する近くの原野に穴を掘って埋めたり野積みにしたりし、不法に投棄した疑い。70代男性は、17年5月20日~ことし7月13日ごろ、同様に鶏ふん約660トンを不法投棄した疑い。

 古川署によると、60代男性は「堆肥化に労力がかかり、面倒になった」、70代男性は「捨てた方が楽だった」と、いずれも容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、2人は少なくとも10年以上前から廃棄を繰り返し、総量は2000トン以上になる可能性があるという。不法投棄に関わったとされる養鶏場は原野に隣接する3軒のうち2軒で、卵を出荷していた。もう1軒の農家は適切に処理していたという。

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