冬のハタハタ釣りは安全対策徹底を 秋田海保が海中転落防止呼び掛け

ハタハタ狙いの釣り人に転落防止を呼び掛ける秋田海保の職員

 季節ハタハタが接岸する12月に釣り人らの海中転落事故が急増するのを受け、秋田海上保安部は、ライフジャケットの着用や気象情報の確認など安全対策の徹底を釣り愛好者に呼び掛けている。18日には、由利本荘市道川漁港で啓発活動を行った。

 啓発活動には秋田海保の職員3人が参加。漁港の防波堤や岸壁に集まった釣り人約70人に「転落に備えライフジャケットを着けてほしい」「天気を確認しながら釣りを楽しんで」と声を掛けながら、リーフレットを配って歩いた。立ち入り禁止区域にいる釣り人に注意する場面もあった。

 海保によると秋田県内で釣りをしていて事故に遭った人は2010~19年の10年間で計32人。29人は磯場や防波堤などからの転落者で、12人が死亡した。死亡者のうち10人はライフジャケットを着けていなかった。

 大屋雄大交通課長は「12月の海水温は10度ほどで落ちれば低体温症のリスクがある。命を守るため安全対策を徹底してほしい」と強調する。

 県内の季節ハタハタの漁獲量は16日現在で計13・8トン。昨年同期は350トンを超えており、不漁が続いている。

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