福祉政策、学生が提言 仙台・東北大大学院で報告会

福祉や地域振興について政策提言する学生

 東北大公共政策大学院の学生によるワークショップの報告会が仙台市青葉区の東北大片平キャンパスであり、学生約30人が福祉や人口減少社会のまちづくり、農業を通じた地域振興などをテーマに政策提言した。
 学生は昨年4月からテーマごとに分かれ、文献調査やヒアリングを重ねた。同大学院とパートナー協定を結んでいる横手市の地域包括ケアシステムを取り上げたグループは現地でヒアリングを実施し、高齢者、子育て、障害者福祉など6分野で提言した。
 定年退職前後の世代に、高齢者の送迎など特別な資格の要らない仕事を生きがい対策を兼ねて担ってもらったり、病児保育を視野に看護師に保育現場で働いてもらったりするアイデアを提案。質疑応答では働くことの魅力や誘導策などについて質問が出た。
 横手市社会福祉課の鈴木英宗主幹は「市全体を見渡した提案で、今後の政策に役立てたい。新型コロナウイルスの影響で制約が多かったと思うが、実際に困っている人の話を聞けばより深みが出る」と講評した。
 報告会は昨年12月22、23日に開催された。

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