石巻誘客にスマホRPG 市が3月配信へ 地元の名所や特産品登場

RPGの画面イメージ(石巻市提供)

 宮城県石巻市は、地域の魅力を発信する「地方創生RPG(ロールプレーイングゲーム)アプリ」の制作を進めている。地元の名所や特産品が登場するファンタジーの世界を若者らに冒険してもらい、市内への誘客を図る。3月の配信開始を目指し、モンスターや魔法のアイデアを募っている。
 市によると、自治体が地域活性化の目的で作るRPGは東北では初めてで、全国5例目。
 RPGは、はるか昔の石巻市が舞台。開拓を手伝いに訪れた少年が地元の少女や仲間と出会い、旅をしながら石巻の危機を救うストーリー。東日本大震災の経験や復興支援者を想起させる設定となっている。
 スマートフォン用アプリで無料ダウンロードして遊べる。観光地で衛星利用測位システム(GPS)を使うとゲーム内のアイテムを獲得できる仕掛けなどを用意し、現地来訪を促す。
 RPGは市などが主催する昨年の「いしのまき政策コンテスト」で優秀賞に選ばれた石巻西高野球部のアイデアを基にした。自治体RPGの実績を持つさいたま市の企業に制作を委託した。市商工課の担当者は「ゲームを通じて石巻に興味を持ち、震災10年後の復興した街を見に来てほしい」と話す。
 募集しているモンスターの名前とデザイン案は、市の名物などをモチーフにしたアイデアで約30体の採用を予定する。魔法の名前と唱える呪文も募集中。石巻地方の方言や流行語をアレンジしたものを求めており、5種類ほどを採用する。
 募集締め切りは1月7日。連絡先は市商工課、観光課0225(95)1111。

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