東日本大震災の津波被害から復活を遂げた名取市閖上の佐々木酒造店が東京の企業と共同で、人気特撮テレビドラマ「仮面ライダー」の放映50周年を記念した日本酒を醸造した。12日からインターネットで限定販売する。佐々木酒造店は「仮面ライダーの力で復興を発信したい」と期待する。
商品は720ミリリットル入り2本セットの「日本酒 仮面ライダー1号&2号」。「1号」は精米歩合45%の純米大吟醸で、フルーティーで華やかな香りが特徴だ。「2号」は精米歩合90%の純米酒で、コクのある芳醇(ほうじゅん)な味わいに仕上げた。
いずれも宮城県産の酒造好適米「蔵の華」を原料に、県産の米こうじや宮城酵母で醸し、名取川の伏流水で仕込んだ。精米歩合などを変えることで「技の1号」「力の2号」のキャラクターイメージを表現した。
企画したのは、各種キャラクターの酒類販売などを手掛けるウララキューブ(東京)。仮面ライダー原作者の石ノ森章太郎さん(登米市出身)にちなんで宮城県の蔵元に焦点を当て、震災からの復興への思いも込めて、佐々木酒造店に白羽の矢を立てた。
佐々木酒造店は津波で本社や酒蔵などが全壊した後、仮設蔵での酒造りを経て2019年10月、念願の現地再建を果たした。震災発生から10年となる今年は創業150周年に当たる。仮面ライダーも今年、放映50周年となる。
佐々木洋専務(44)は復興の歩みを振り返り「仮面ライダーの不屈の精神と重なる」と感慨深げ。「酒を飲みながら、震災から立ち上がる宮城、東北の沿岸部を思い浮かべてほしい」と願う。
商品は2021セット限定で、購入特典として仮面ライダーの変身ベルトをイメージしたおちょこが付く。1セット1万6500円で、12日正午からネットサイト「ヤフーショッピング」で販売する。連絡先はウララキューブ050(3537)6140。
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