工房「木香舎」(富谷市)を営む仙台箪笥(たんす)職人の増野繁治さん(63)が作ったサイドテーブル「欅玉杢脇机(けやきたまもくわきづくえ) 青葉の風」が、本年度の全国伝統的工芸品公募展(伝統的工芸品産業振興協会主催)で中小企業庁長官賞に選ばれた。
公募展には全国から254点の応募があり、経済産業省や東京芸大、日本伝統工芸士会などの関係者が昨年11月に審査。初出品の増野さんの脇机は、樹齢を重ねたケヤキの風合いを生かした斬新なデザインと確かな技術が評価され、入賞作品14点の上位に輝いた。
増野さんは、仙台市地下鉄東西線の建設工事で伐採された青葉通のケヤキなどを材料に活用。「風を受けてしなり、風に吹かれても屈強に立つ姿」をイメージし、作品名に「青葉の風」と入れた。
作品は、東京都内の国立新美術館(昨年11月28日〜12月7日)とギャラリー「伝統工芸青山スクエア」(12月18日〜今年1月7日)で展示。今月15日には東京・元赤坂の明治記念館で授賞式が開かれる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となった。
合板を一切使わず、自ら丸太を買い付けて家具をデザイン、制作し、伝統工芸士にも認定されている増野さん。「作ったものを喜んでくれる人がいるのが何よりの励み。世界に誇る仙台箪笥の伝統を大切にしつつ、新しいスタイルへの挑戦も続けたい」と決意を新たにする。
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