デリバリー需要受け タクシー9社に運送許可 東北運輸局

 東北運輸局は20日、東北6県のタクシー事業者9社に、貨物自動車運送事業法に基づき食料・飲料の運送を許可した。同局による許可は初めて。新型コロナウイルス禍に伴う飲食物のデリバリー需要を受け、国は昨年9月末まで特例的に許可していたが、法律上の扱いを整理し期限後も運送できるようにした。

 許可を受けたのは、岩手県の小川タクシー、一関平泉タクシー、宮城県の2525タクシー、本吉タクシー、秋田県の冨士タクシー、国際タクシー、キングタクシー、福島県の福島貸切辰巳屋自動車、昭和タクシー。

 東北では15日時点で51事業者(1829台)の申請があり、審査を経て順次許可する。昨年9月末までの特例的措置では301事業者(5293台)が許可を受けた。同局の担当者は「食料・飲料の運送ニーズは今後も見込まれる。特例時とは異なり登録免許税がかかるが、多くの事業者から申請があった」と話した。

 同局の抽出調査では、6県のタクシーの運送収入は昨年4月に前年同月の38・6%まで落ち込み、12月も66・0%と十分には回復していない。

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