宮城・登米 市立3病院再編 米谷、豊里は分院に

 宮城県登米市は28日、市立3病院を1病院として登米市民病院を本院に米谷、豊里の両病院を分院とする方針を明らかにした。3病院の一体化で経営改善を図ることが狙い。2月定期議会に条例改正案を提出し、4月から実施する方針。
 条例案では登米市民病院(198床)の傘下に米谷(90床)、豊里(90床)を分院として位置づけ、それぞれ名称変更する。
 市によると、登米市民に急性期医療を集約。米谷、豊里は主に回復期や慢性期の患者に対応して機能を分担する。診療科は再編せず、医師の配置に変更はないという。組織変更は今後検討するが、市民病院の院長が運営を指揮し、分院長に指示する体制にする。
 人口7万7000の市内に機能が重なる三つの市立病院があるため、市は経営効率化や再編などを検討してきた。国は2019年9月、「再編・統合の議論が必要」としたリストに豊里、米谷の両病院を挙げた。
 熊谷盛広市長は「病院事業の経営は厳しい状況が続いている。市立病院を一つにして役割分担し、再編ネットワーク化を図っていく」と述べた。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
先頭に戻る