「縄文号」で温泉へようこそ 秋田内陸線、新型車両を導入

縄文土器や土偶などのイラストが描かれた列車内のイメージ
秋田縄文号の外観イメージ

 秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道(秋田県北秋田市)は、沿線に点在する縄文遺跡群と温泉を生かした誘客に力を入れる。13日には北秋田市内の伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡の縄文土器から着想を得た新観光車両「秋田縄文号」の運行を開始。3月13日には市内の阿仁前田駅の名前を「阿仁前田温泉駅」に変え、地域の温泉をPRする。

 秋田縄文号は2000年に製造された「AN―2001号車」を改修し、モニターやテーブルなどを新たに設置した。座席定員は43人。外観は重厚感のある濃い茶色で、下部には土器の模様を再現した。車内には沿線で出土した縄文土器や土偶などのイラストを配した。

 13日から毎月第2土曜に快速列車として運行する。昨年2月にデビューした観光列車「笑 EMI(えみ)」と連結して走らせる。

 阿仁前田駅は1995年12月に温泉施設「クウィンス森吉」が併設され、秋田県内初の温泉付き駅舎となった。沿線には阿仁マタギ駅近くにある「打当(うっとう)温泉マタギの湯」をはじめ温泉が十数カ所ある。

 内陸線の駅名に温泉が入るのは初めてで、改称は昨年3月の縄文小ケ田駅(北秋田市)に続き2駅目。同社の担当者は「遺跡や温泉を生かした観光プランを考える。沿線の魅力を知ってもらうきっかけにしたい」と話している。

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