女川原発総合防災訓練 小泉担当相「年度内実施見送り」

女川原発

 小泉進次郎原子力防災担当相は5日の閣議後記者会見で、宮城県と共に東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)で実施予定だった2020年度の原子力総合防災訓練を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染状況などを考慮した。

 小泉氏は「住民参加も含め、完全な形の訓練を希望する県の意向などを勘案し、本年度中の実施を見送ることにした」と述べた。21年度の実現に向けて県と調整する。

 村井嘉浩知事は1月12日、新型コロナの流行を踏まえ、2月上旬に予定していた訓練の延期を要請。小泉氏は1月15日の会見で感染対策を講じた上で実施すると表明したが、22日には当面延期すると方針を変更した。

 国の原子力総合防災訓練は毎年1回実施。東日本大震災の影響に伴う12年度以来の中止となる。

 村井知事は「住民参加も含めた完全な形での訓練実施の必要性や(10都府県に対する)緊急事態宣言の延長を勘案した判断と受け止める。意義のある訓練ができるよう、引き続き国と調整する」との談話を出した。

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