秋田内陸縦貫鉄道 新車両、観光PRへ出発

関係者がテープカットで新車両の完成を祝った
秋田内陸線の新車両「秋田縄文号」。下部にあしらった縄文土器をイメージした文様が目を引く
新車両の天井には沿線地域から出土した土偶などのイラストを配した

 秋田内陸線を運営する秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)は11日、新観光車両「秋田縄文号」のお披露目会を北秋田市の阿仁合駅ホームで開いた。沿線自治体や観光関係者ら約20人が参加し、テープカットで新車両の完成を祝った。13日から毎月第2土曜に快速列車として運行する。

 試乗会もあり、阿仁合-比立内駅間を約40分で往復運行した。参加者は車内で新車両の内装などの説明を受けながら「小旅行」を楽しんだ。

 秋田縄文号は同市の伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡を含む六つの遺跡が沿線にあることにちなんだ。外装は縄文土器をイメージし、内装には遺跡で出土した土偶などのイラストを配した。イラストを手掛けた仙北市の主婦鈴木一枝さん(57)は「縄文のロマンを感じてもらえたらうれしい」と話した。

 同社の吉田裕幸社長(58)は「新型コロナウイルスと大雪で厳しい冬だったが、新車両が観光回復の起爆剤となることを願う」と語った。

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