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<東北の本棚>詩に刻む過去との対話

夜明けのラビリンス 成田豊人 著

 過疎化が進む北国の様相を、北秋田市在住の著者が詩につづった。1951年生まれ。老いゆく自身の内面を投影させたようにも見え、作品に深みを与える。2013~20年、雑誌「詩と思想」などに発表した23編を収めた。

 年を重ねると過去に生きる時間が増えるのか。「大館市大町界隈…

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