刈田病院組合解散 七ヶ宿町長の慎重姿勢に白石市長「困惑」

 公立刈田総合病院(宮城県白石市)を運営する白石市外二町組合を解散し、市立病院として公設民営化を検討する方針を巡り、管理者の山田裕一市長は15日、早期実現に慎重な副管理者の小関幸一七ケ宿町長の姿勢につて「困惑している」と述べた。副管理者の村上英人蔵王町長は、早急に方向性を決める考えを示した。

 山田市長は同日の定例記者会見で「1日に協議して、直近の各議会で組合解散の議案を出すことは3者での約束なので履行されると信じている。合意の文書はないが、七ケ宿町長からも否定的な話はなく、非常に困惑している」と話した。

 市は市議会2月定例会最終日に組合解散に関する議案を追加提案する予定。

 村上町長は同日の町議会全員協議会後に経緯を説明。「市立病院として公設民営化を進めることは、仙南の地域医療に正しい選択肢とは考えていない。不安を抱える患者や家族、病院職員のために早急に方向性を決めなければならない。白石市長との溝が埋まらなければ、解散に向かわざるを得ない」と述べた。

 18日の組合の正副管理者会議の協議内容によって今後の対応を決めるという。

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