宮城県気仙沼市波路上の市東日本大震災遺構・伝承館は、周辺の階上地区を襲った津波や住民の避難行動を再現したCGや、実際に避難した人の証言をまとめた映像の展示を新たに始めた。震災から10年になるのを前に、命を守るためすぐに避難することの重要性を改めて訴えている。
展示は東北大災害科学国際研究所が協力。同研究所が2019年に実施した聞き取り調査と津波シミュレーションを重ね合わせ、住民35人の避難行動と津波の動きを可視化した。
階上地区の地形や高低差が分かる750分の1の立体模型を、3Dプリンターで製作。津波の方向・速さと35人の避難経路を示す色や矢印を、時間軸に沿ってプロジェクションマッピングで模型上に映し出す。
避難中に津波に足をさらわれかけた人や、水門を閉めに漁港に向かい、その後に車で避難した消防団員らが当時を振り返るインタビューも上映。「津波が来るとは思わなかった」などと、より早く逃げるべきだったとの後悔や反省を口にする様子も収められている。
伝承館の佐藤克美館長(53)は「『助かったから良かった』で終わらせず、CGや証言を通じて、しっかりと教訓を伝えていきたい」と話している。
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