ワクチン接種、高齢者施設入所者を優先 仙台市が検討

仙台市役所

 仙台市は9日、4月12日に始める65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種に関し、当初はワクチン供給量が限られる見込みのため、高齢者施設の入所者への訪問接種を優先的に実施する方向で検討していると明らかにした。市議会2月定例会予算等審査特別委員会で説明した。
 ワクチン接種推進室の横野幸一郎室長は「4月中のワクチン供給は市内の高齢者数に比べ非常に少ない。クラスター(感染者集団)発生抑制と、重症化の危険性が高い人を優先する観点から(入所者優先を)検討している」と答弁した。
 舩山明夫健康福祉局長は集団接種会場に医師や看護師のほか、薬剤師も配置する方針を表明した。「ワクチンの希釈、注射器への充填(じゅうてん)などを担うことを想定している。市薬剤師会からは最大限の協力をもらえると聞いている」と述べた。
 集団接種会場は、既に公表した市民センター15カ所のほか、七北田公園体育館(泉区)、宮城保健センター(青葉区)、秋保診療所(太白区)を候補に挙げて「民間施設の使用も含め、調整している」と語った。
 中道由児健康安全課長は市衛生研究所(若林区)の変異株の検査に触れ「陽性が確認された検体のうち、検査に適さないものや民間検査分を除き、実施している」と説明。1月14日~3月4日に129人分を検査したことを明かし、同期間に感染判明した503人の25・6%に当たるとした。

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