10施設が一部損壊、塩釜の崖崩れ復旧急ぐ 宮城・震度5強地震

塩釜市の崖崩れの現場で行われた復旧工事=21日午後1時20分ごろ

 宮城県で最大震度5強を観測した20日の地震を受け、東北各県は21日、被害状況の確認に追われた。負傷者は宮城、福島、岩手3県で計9人。宮城では高齢者福祉施設や児童母子福祉施設など10施設で一部損壊と設備被害があった。現時点でライフラインに大きな被害は確認されていない。

 消防などによると、負傷者は仙台市が4人と最多で、宮城県石巻市、気仙沼市と美里町、盛岡市、福島県伊達市で各1人。いずれも軽傷。

 岩手県によると、遠野市の住宅で壁の一部が崩落し、矢巾町の福祉施設で漏水が見つかった。

 宮城県塩釜市魚市場では2月13日の地震で受けた損壊が拡大し、岸壁の沈下や隙間が1センチ程度大きくなったことが確認された。約10メートル四方の崖が崩れて市道が通行止めになっている同市芦畔町の現場では、土砂の撤去作業が行われた。

 近くに住む無職木村信吉さん(89)は「外に出たらびっくり。自宅の真後ろの崖もひび割れているので、余震が怖い」と不安げな様子だった。

 宮城県教委によると、22日の2021年度公立高入学者選抜の2次募集は予定通り行われる。

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