福島で10年ぶり再開 JFAアカデミー

福島での活動を再開したJFAアカデミーの入校式

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で静岡県御殿場市に移転していた日本サッカー協会の選手養成機関「JFAアカデミー福島」が6日、拠点としていた福島県内に約10年ぶりに戻り、活動を再開した。

 アカデミーの入校式が同日、サッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)であり、全国から選抜された中学1年の男子19人が新天地での活躍を誓った。式終了後には広野町のサッカー場で練習に励んだ。

 入校生を代表して福島市出身の田村悠真(はるま)さん(12)が「どんな時も前向きに困難を乗り越えたい。3年間で心のたくましさを身に付けたい」と決意を語った。19人は町内にある寄宿舎から広野中に通う。

 協会の田嶋幸三会長は取材に対し「必ずここに戻ってくる決意だった。Jヴィレッジにさまざまな大会を誘致し、多くの人が集える場所にしたい」と述べた。

 男子は中学生のみで2年後に全学年がそろう。人数が少ない女子は中高一貫を維持し、2024年4月に全6学年が一斉に福島県内に戻る予定。

 JFAアカデミー福島は06年4月、Jヴィレッジを拠点として開校した。

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