仙台会場、14自治体が利用希望 大規模接種

 東北大と宮城県、仙台市がJR仙台駅東口のビルに開設した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、仙台市以外の少なくとも14自治体が高齢者接種での利用を希望していることが1日、分かった。村井嘉浩知事は5月28日の県市町村長会議で、早ければ6月第2週から仙台市以外も対象に加える方針を示し、積極的な活用を呼び掛けていた。

 利用の意向を示したのは塩釜、白石、名取、栗原、富谷各市や大河原、美里両町など。利府町は(1)仙台市に通勤する住民(2)集団接種を実施していない曜日に仕事が休みの人-を想定して希望したという。一方、接種完了のめどが立っていたり、既に1回目の接種が進んだりしているとして、少なくとも16自治体は利用を希望していない。

 大規模接種会場は今後、64歳以下の県民も対象とする見通し。「仙台への通勤通学者が多く、使用できるのであれば検討したい」(亘理町)と説明する自治体もある。

 大規模接種会場では現在、15の接種室で1日最大2100回接種できる。7日には1日2800回接種可能なワクチンが供給され、18室まで増やすことが可能という。

 仙台市以外の高齢者接種に関し県は今後、市町村から具体的な希望を聞き、日時と人数などを調整する。予約は市町村が受け付ける。県の担当者は「仙台市の接種状況を見ながら他市町村に拡大したい」と話す。

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