仙台駅東口の接種会場、市民以外は6月2週から 宮城知事方針

 宮城県市町村長会議が28日、仙台市青葉区のホテルで開かれた。村井嘉浩知事は東北大、仙台市とJR仙台駅東口のビルに開設した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、早ければ6月第2週から、市以外の高齢者も対象に加える方針を明らかにした。

 希望する市町村に県が日時と人数を割り当て、市町村が高齢者から予約を受け付ける方法で調整する。仙台市以外の住民からの直接の予約は受け付けない。

 政府が掲げる高齢者接種の7月末完了に向け、村井知事は「積極的に活用してほしい」と呼び掛けた。

 会議では新型コロナ対策を中心に議論が交わされた。県市長会は学校や保育園向けのPCR検査や重症者病床の拡充、疲弊する観光宿泊業者への支援を県に要望。県町村会はワクチン接種に携わる医療従事者の派遣体制の確立を求めた。

 県市長会長の伊藤康志大崎市長は「宮城より人口が少なくても、重症者や中等症者の確保病床が多い県がある。率先して取り組んでほしい」と指摘した。

 ワクチン接種の加速に向けた要望も相次いだ。山田裕一白石市長は「安定的に入ってくるよう国にしっかり申し上げてほしい」と強調。山田司郎名取市長は7月完了への前倒しで追加する設備投資への支援策を訴えた。

 須田善明女川町長は大型連休中に川崎町で開催予定だった東北最大級の野外音楽フェスに言及。「ガイドラインを順守した行事まで社会的圧力で中止となる空気は問題だ。知事はルール上、やれることはやろうと言ってほしい」と注文を付けた。

県市町村長会議であいさつする村井知事
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