山形知事選で前副知事、現職の応援を依頼

山形県庁

 吉村美栄子知事が4選を果たした1月の山形県知事選に関連し、当時の若松正俊副知事が複数の県内首長に対し、自民党が擁立した新人候補を応援しないよう求めていたことが15日、分かった。首長の一部は取材に対し、県警から当時の状況について事情聴取を受けたと明らかにしている。

 関係者によると、若松氏は昨年秋ごろから首長に電話や対面で「現職を応援してくれないか」「新人候補の支持を表明しないでもらいたい」などと複数回にわたって依頼した。県警は依頼が公選法に抵触するか否かを調べるため、聴取したとみられる。

 若松氏は2017年に副知事に就任。今年2月の県議会定例会に再任の人事案が提出されたが、最大会派自民党などの反対で否決された。吉村知事は若松氏を3月11日付で地方公務員法に基づく非常勤特別職に任命した。

 公選法は公務員の地位を利用した選挙運動を禁じている。

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