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河北春秋(7/7):六甲山を背後に抱える神戸市など阪神間の地…

 六甲山を背後に抱える神戸市など阪神間の地域を1938年7月、豪雨が襲った。急峻(きゅうしゅん)な山から一気に海に流れ出る河川が多く、川の決壊と洪水、さらに土石流が発生し、700人近い犠牲者を出している▼ここに住んでいた谷崎潤一郎は『細雪』の中巻で水害の様子を生々しく描いている。例えばこんなふうに。…

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