アイベックス、仙台-松山線就航

 アイベックスエアラインズ(東京)は16日、拠点とする仙台空港(名取市、岩沼市)と松山空港(松山市)を結ぶ新規路線の運航を始めた。東北と四国を結ぶ唯一の直行便。新型コロナウイルス禍で航空需要の低迷が続いており、関係者は旅客の回復や交流人口拡大に期待を寄せた。

 午前8時20分仙台発の第1便は、定員70人に対し69人が搭乗。夫婦で松山市内に帰省する仙台市太白区の会社員黒田美保さん(56)は「今までは成田や羽田を経由せざるを得ず大変だったが、便利になり、とても助かる」と喜んだ。

 出発前に開かれた記念行事でアイベックスの浅井孝男社長は「両県の交流を促進できれば継続した運航につなげたい。地方活性化の意味でも育てたい路線だ」と強調。佐野好昭宮城県副知事は「観光資源に恵まれた愛媛へのアクセスが向上し、四国地方への旅行も気軽になる。需要喚起に積極的に取り組む」と述べた。

 仙台-松山線は1日1往復。午前8時20分仙台発、同9時55分松山着と、午後7時40分松山発、同9時20分仙台着。7月から仙台空港の運用時間が午後10時まで30分延長されたことを生かしてダイヤを設定した。

 運賃は片道9000円から。10月30日までの運航が決まっている。

就航を祝いテープカットする関係者=16日午前7時50分ごろ、仙台空港

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