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<東北の本棚>静謐な空気まとう17音

大震災の俳句/柏原 眠雨 編

 わずか17音が、大災厄のさまざまな場面を映し出す。見えない思いが、声が、読み手の中でよみがえるだろう。

 東日本大震災から10年。仙台の俳句結社「きたごち俳句会」(柏原眠雨

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