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自動車学校でスケボー試走 教習コース活用計画が始動 石巻

スケートボード協会の会員と斎藤社長(手前中央)
自動車学校のコースで技を磨く協会員

 地域にスケートボードができる空間を増やそうと、石巻市泉町4丁目の石巻第一自動車学校教習用コースを練習や大会に活用するプロジェクトが始動した。19日に現地で石巻地方の愛好者らによる試走会があった。参加者は普段とは違う景色の中で滑走を楽しみ、活動の幅が広がることに期待した。

 石巻、東松島両市でスケートボード協会の会長を務める勝又秀樹さん(43)が主催し、両協会に所属する10~40代のスケーター約10人が参加した。会員たちは教習車用のコースを自由に滑走。直線に置いた障害物で技を磨いたり、坂道発進用の斜面を勢いよく下ったりして、滑り心地を確かめた。

 競技歴5年の石巻市稲井中3年高橋聖崇(ひだか)さん(14)は、「いつもと違う環境で楽しかった。遠くまで練習に行かなくてもいいよう、市内で練習できる場所があったらうれしい」と語った。

 石巻第一自動車学校の斎藤祐司社長が勝又さんの活動に賛同し、プロジェクトが実現した。斎藤社長は「滑走音などの課題はあるが、休みの日に使っていないコースを活用してもらえたらうれしい」と語った。

 勝又さんは東日本大震災後、魚町にある水産加工会社の倉庫を活用したスケートボード場「OnePark(ワンパーク)」を運営。パークは石巻地方唯一の練習場や音楽ライブなどの会場としても親しまれていた。

 2017年に消防法の問題でイベントなどでの利用が停止。勝又さんはパーク再開や2市1町での練習場整備を目指して活動を続けてきた。2020東京五輪での日本勢の活躍も追い風となり、石巻、東松島両市では屋外施設の整備に向け議論が進む。

 今後、自動車学校の正式利用が可能になれば「初心者向けのスクールや、コンテストを開催したい」と意気込む。今月中にも一般社団法人「東日本スケートボード協会」を立ち上げ、さらなる競技普及に取り組む構えだ。

 石巻と東松島の両協会は会員を募集している。入会はメールで申し込むことができる。連絡先は info@onepark.net

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