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【特集】頑張らないアウトドアvol.4 水切り達人を目指そう

橋本桂佑さん
「石が水面と並行になるイメージで、低い位置から投げてくださいね。腕だけでなく体全体を使って勢いをつけるといいですよ」(橋本さん)

 川に石を投げて跳ねさせる遊び「水切り」。子どもの頃、跳ねた回数を友人と競った思い出がある人も多いのでは。

 栃木県小山市の橋本桂佑さんは、国内外の水切り大会で10度優勝した世界チャンピオンだ。自己最高記録は約60回、飛距離は約100m!

 幼少期に水切りを始め、大学時代を過ごした仙台で腕を磨いた。特に広瀬川は水切りに適した石が豊富で、「俺、こんなに上手だったんだ」と思えるほどよく跳ねたのだそう。

 「水切りは石選びがとても重要」と橋本さん。3つのポイントを参考に、より跳ねる石を探してみよう。

橋本さんが教える より跳ねる石の選び方

1.平らな面がある
まっすぐ平らな面を下にして投げると、勢いを保ったままきれいに跳ねる

2.ある程度大きくて重いもの
小さくて軽い石は風にあおられてしまうことも。長径が人差し指と同じか、少し短いくらいの大きさがお薦め

3.指をかけるところがある
石に指をかけて投げると、指から離れた時に回転がかかり角度と軌道が安定する

 水切りの面白さをより多くの人に知ってもらおうと、橋本さんはYouTubeでも石の選び方や投げ方などを解説している。興味のある人はのぞいてみては。

【水切り】橋本桂佑の水切りch

(河北ウイークリーせんだい2021年9月23日号掲載)

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