「押し掛けていいのか…」 村井氏第一声の案内、仙台市長に届かず

 「こちらから押し掛けていくことが果たして良いのかどうか…」。宮城県知事選で現職の村井嘉浩氏を支援すると表明した郡和子仙台市長は12日、報道陣に告示日の対応を問われ、村井氏陣営から第一声の案内が届いていないと明かし、応援に駆け付けるかどうかは未定と複雑な胸中を吐露した。

 郡市長が再選を果たした8月の市長選で、村井氏は第一声に現れ「市長と手をつないで頑張らなければならない」と応援した。「選挙の恩は選挙で返す」が信条の郡市長は、村井氏が5選立候補を明言すると「ぜひに」と支持を表明した。

 ところが、村井氏は市内2病院を含む県内4病院の再編方針を打ち出し、新病院は富谷、名取両市に設置することを公約に盛り込んだ。郡市長は「大変遺憾」と不快感をあらわにした。

 案内状が届かないことを「何か意味があってのことなのか…」と真意をいぶかった郡市長。4病院再編に異論を唱えつつも、知事選の支援は「個別にいろいろあるが、全体を見れば話は違う」と変わらぬ姿勢を強調し、案内があれば第一声参加を検討したいとした。

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