県議補選スタート 石巻・牡鹿区、元新2氏が立候補
県議選石巻・牡鹿選挙区(定数5、欠員1)の補欠選挙は22日告示され、自民党元議員でタクシー会社経営の池田憲彦氏(68)=公明推薦=と、元衆院議員で合同会社代表の無所属新人加納三代氏(45)が立候補し、9日間の選挙戦に突入した。
投票は衆院選、知事選と同じ31日で、即日開票される。
池田 憲彦候補 (68)〔会社役員 自元(4)(公推)〕
池田氏は石巻市大街道北1丁目の選挙事務所隣の駐車場で出陣式を行い、約100人の支持者らを前に第一声を上げた。
石巻地方2市1町の首長らの激励を受けた池田氏は「地域経済の活性化や若者が定住できる雇用の場をつくらなければならない」と述べ、産業振興に力を注ぐことを約束した。
新型コロナウイルス感染症対策や、県内の児童生徒の学力・体力向上、不登校問題についても言及。「早急に県教委と相談し、対応に当たりたい」と意欲を示した。
「頑張ろうコール」で気勢を上げた後は、選挙カーに乗り込み、地盤の石巻市河南地区を遊説した。午後1時には七十七銀行蛇田支店近くで、知事選に立候補している現職の村井嘉浩氏、衆院選宮城5区の自民新人森下千里氏との合同街頭演説で「県政与党の候補者」をアピールした。
加納 三代候補 (45)〔会社役員 無新〕
加納氏は石巻市河南総合支所前で第一声。その後選挙カーに乗り込み、河南、河北両地区などを回った。同市小船越の道の駅「上品の郷」前でも演説し、利用者や通行車両の運転手らに支持を訴えた。
東日本大震災の被災地では、新型コロナウイルス禍による地域経済への影響やコミュニティーの分断が深刻だと強調。「石巻の皆さんから、新型コロナで生活設計がまた狂ってしまったという声を聞いた。人に対する支援、小さな企業に対する支援が特に必要だ」と述べた。
障害福祉サービスの事業所を経営し、子育てや介護の現場を知る。「大変さや苦労、矛盾を実感している女性の声を県政に届ける」と支援の拡充に意欲を見せた。「石巻は政治家として育んでくれた土地。コロナに負けず復興の歩みを継続するためにも、県政で働かせてほしい」と主張した。
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みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
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