東北楽天、きょうロッテとCS初戦

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は6日にセ、パ両リーグともにファーストステージ(3試合制)が開幕する。

 東北楽天は千葉市のZOZOマリンスタジアムで、ロッテとのCSファーストステージ(3試合制)の初戦に臨む。

 チームは5日、同球場で調整。第1戦に先発予定の則本昂、右太もも痛が治って1軍に合流した松井ら投手陣はキャッチボールなどで体を動かした。鈴木大ら野手陣はシートノックやフリー打撃で汗を流した。

 東北楽天がCSを戦うのは2年ぶり5度目。レギュラーシーズン3位から、「下克上」で8年ぶりの日本一を目指す。石井監督は「受け身にならず、襲い掛かることが大事。選手はやるべきことを分かっているし、臆せずにやってくれると思う」と語った。

東北楽天予想スタメン

投手 則本昂
捕手 太田
一塁 鈴木大
二塁 浅村
三塁 茂木
遊撃 山崎剛
左翼 渡辺佳
中堅 辰己
右翼 岡島
DH 島内

リラックスした表情で調整する第1戦先発予定の則本昂(左から2人目)ら東北楽天投手陣(高橋諒撮影)

則本昂、3度目の大役「チーム全員で勝利を」

 ポストシーズンの「開幕投手」は今回も則本昂が務める。CSへ駒を進めた2017年と19年に続く3度目の大役だ。初戦の重要性を知る右腕は「チーム全員で勝利をもぎ取らないといけない」と強調する。

 練習前には選手会長としてナインを代表し、ZOZOマリンスタジアムで開かれた記者会見に出席。隣に座った石井監督が、第1戦のキーマンとして名前を挙げた。「失うものはない。とにかく全力で、一致団結して戦いたい」。3位からの勝ち上がりへ、きっぱりとした口調で決意を語った。

 状態はいい。シーズン終盤には「真っすぐの精度がもう一段階上がった感触がある」と手応えをつかんだ。10月20日のオリックス戦では自己最速の158キロを計測した。

 制球力も光る。共同通信デジタルによると、直球を1000球以上投げた12球団の投手のうち、コーナーを突いた比率は森下(広島)、岩下(ロッテ)と並んでトップの9・4%。ストライクゾーンぎりぎりの際どいコースへ投げ込み、相手を封じた。

 ロッテ相手には今季、4試合で1勝無敗、防御率1・61と安定した成績を残した。初戦は20歳のホープ、佐々木朗との投手戦が予想される。「スピードが速いし、若いし、いい投手。我慢強く投げるだけ」。30歳のエースが経験を武器に流れを引き寄せる。(斎藤雄一)

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