果物王国でパフェ満喫　特集／愛媛・松山の旅 vol.2

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　仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ（東京）が開設した仙台̶愛媛・松山線は、当初運航予定（10月30日まで）を延長して冬季（来年3月26日まで）も運航を継続することになった。仙台から遠く感じる松山も、飛行機ならば1時間40～45分。瀬戸内海に面し、冬も暖かい松山の文化や歴史に触れ、グルメを楽しんでみよう。

一匹丸ごと鯛そうめん　郷土料理 五志喜

　創業380年の老舗で郷土料理を堪能しよう。一押しは、海の波に見立てた五色のそうめんに鯛の姿煮がどーんとのった華やかな「鯛そうめん」。地元ではお祝いの席に欠かせないごちそうで、鯛のだしが効いた甘辛いつゆが食欲をそそる。五色そうめんは伝統的な松山の名物だ。

　愛媛県は鯛の養殖が盛んで生産量は日本一。プリッとした弾力と甘み、うま味を生かした鯛茶漬けや鯛めしもお薦め。乾杯は爽快感満点、かんきつ王国ならではの「みかんビア」で。

果物王国でパフェ満喫　フルーツパーラーみしま

　温暖な気候と豊かな自然に恵まれる愛媛は、かんきつ類を中心に果物栽培が盛ん。デザートにはフルーツたっぷりのスイーツをどうぞ。新鮮な旬の素材をぜいたくに盛り付けたパフェや、見た目もかわいらしいフルーツサンド、スムージーなど、目移りしそうな多彩なメニューは果物専門店が営むカフェならでは。11月は柿や早生ミカンも登場する。

＜お出掛け前に朝食いかが＞

だし廊で朝ラー　４店の味が集結

　仙台市内で4店を展開する人気ラーメン店「だし廊」が、仙台空港の国内線搭乗者待合室にオープンしたのは今年2月。7:00から営業しており、松山に出発前の腹ごしらえにぴったりだ。

　仙台市内各店の計16種類のだしを1店舗に集結させた店舗で、「鶏」「貝」などさまざまな味を堪能してみては。

おにぎりでにっこり

　「世界に開く、おいしい東北」をキャッチフレーズにするターミナルビル3階「Tohoku TrattorìaTREGION GALLEY」は6:30～10:00限定で、「東北6県おにぎり」を提供する。おかずはホタテ貝柱の旨煮（青森）、ハタハタ一夜干し（秋田）など6県メニューから2品を選ぶ。おかずがコメのうまさを引き立てる。

＜仙台空港 お得に使おうLINE登録者募集＞

　仙台空港を運営する仙台国際空港は、無料通信アプリ「LINE」公式アカウントの登録者を募集している。登録すれば空港の最新情報や、お得なクーポンなどのサービスを受け取ることができる。同空港の担当者は「航空会社のタイムセールの情報なども配信されるので、ぜひ登録を」とＰＲする。

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Written by 鶴岡 彩
（河北ウイークリーせんだい 2021年11月11日号掲載）