<入試のツボ>正直に 分かりやすく/中学入試 面接・作文対策

 宮城県の中学入試では公立、私立とも面接や作文が課されるが、筆記科目に比べると対策が遅れがちだ。今回は今から取り組むべき対策を紹介したい。

 面接は「受験生の人となり」を深く理解することが目的で、小学校の学校生活や中学校で頑張りたいこと、逆境の乗り越え方などを問われることが多い。

 面接官に自分をアピールするため、以下の3点を意識しよう。まず、自分をよく見せようとせず、質問には「正直に」答える。次に自分の意見や考えを結論から短くまとめて「分かりやすく」伝える。最後に、失敗を恐れずに堂々と「自信を持って」答えることだ。

 本番で適切に答えるためには、学校や塾の先生に頼んで練習しよう。何度も練習すれば本番でしっかり自分をアピールできる。

 英語が得意なら、実施校はごく少数だが、英語での面接受験も選択肢になる。いずれにせよ、正しく自分をアピールすることを意識しよう。

 作文は今まで身に付けてきた知識を基に、思考力や表現力を生かして文章を書き切る力が問われる。

 課題文や図表を読み取って内容を要約したり、出題テーマについて自身の体験を振り返ったりしながら400~500字程度でまとめる形式での出題が多い。過去問はもちろん、さまざまな類題に取り組んで添削指導を受けるなど、志望校の入試傾向に合わせたトレーニングを積もう。

 思考力や表現力を鍛えるためには、日頃からニュースや社会問題に興味を持ち「なぜ?」と考える習慣をつけることだ。保護者も積極的に働き掛け、日常のさまざまなものごとの理由や原因を子どもと一緒に考えるとよいだろう。

 面接や作文は、普段の勉強とは異なる力が求められる。今からでも間に合う。十分な対策を講じて合格を勝ち取ってほしい。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)

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