綿摘み体験「まるで雪」 東松島で2年ぶり収穫祭

綿花を投げ上げて遊ぶ子どもたち

 綿花の栽培・販売などを通じて東日本大震災の被災農家を支援する「東北コットンプロジェクト」は27日、宮城県東松島市の赤坂農園で収穫祭を開き、約800人が綿の摘み取りを楽しんだ。今年の生育は順調で、プロジェクトが始まった10年間で最多の収穫量を見込む。

 収穫祭は2年ぶり。プロジェクト関係者やボランティアが約50アールの畑で手摘みで作業した。子どもたちは畑の脇に積み上がった綿花の山に飛び込んで歓声を上げていた。石巻市の渡波小4年石垣梨世さん(10)は「綿摘みは初めて。綿花はもふもふして雪みたい」と話した。会場には糸紡ぎ体験コーナーや屋台が並び、地元小学校の鼓笛隊の演奏なども披露された。

 約70社が参加するプロジェクトは2011年7月に発足。綿花の国内唯一の本格産地を形成し、マスクや衣料品の原料を供給している。赤坂農園の今年の収穫量は500キロを超える見通しで、摘み取り作業は早ければ年内に終了する。

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