DF5 若狭大志 献身的な守備が持ち味<ベガルタ新戦力>

 J1昇格経験のあるプロ11年目が、仙台での再現を目指す。「まず試合に出る。失点を少なくして、より多くの得点を取りたい」と意気込む。

 高校時代からセンターバックを務めてきた。「常に前を見ながら、どこでくさびを入れるか考えている」。味方が受け取りやすいボールを送り、攻撃を組み立てる。長身を生かし、体を張った献身的な守備も持ち味の一つだ。

 小学3年でサッカーを始め、戦術を学んだ東洋大時代に「サッカーが面白くなった」。プロの世界に飛び込み、1年目の大分でJ1昇格プレーオフを勝ち抜いた。「チーム全員が同じ方向を向いていて、誰もネガティブなことを言わなかった」と振り返る。

 キャンプでは、持ち前のコミュニケーション能力ですぐに周囲と打ち解けた。「長いシーズンなので負けた時にも明るくいることが大事。ピッチ外でもコミュニケーションは大切で、雰囲気は良い感じ」と話す。

 以前は年に何度も肉離れなどの故障に苦しめられていたが、おととしの結婚後はけがをしておらず「奥さんに感謝、感謝です」。Jリーグ通算220試合以上の出場を経験したベテランが、万全の状態でシーズンに臨む。
(北村早智里)

[わかさ・まさし]181センチ、75キロ。大分、J2千葉を経てJ2東京Vから移籍。大学時代は焼き肉店「牛角」でアルバイトを続け、試合後でもシフトに入り、対話力と洞察力を磨きながら学費を稼いだ。チャームポイントは「笑顔です」。埼玉県出身。32歳。背番号5。

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