(201)もう何かにしがみついたる春の蠅/対馬 康子(1953年~)
春になり暖かくなれば虫たちが動き始めます。新たに土から生まれるものもありますが、春の蠅(はえ)の場合は越冬したものもあるでしょう。しかし、久しぶりの世間に戸惑っているのか、すぐに止まって一息ついてい…
関連リンク
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- ・(199)いくさなき国などあらじ鳥帰る/安東 次男(1919~2002年)
- ・(198)目をあけて眠れる鯉や牡丹雪/斉藤 美規(1923~2021年)
- ・(197)みづいろの薬効きさう朝曇/龍 太一(1943年~)
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